ビジュアル系メタルコアバンドとは?特徴やおすすめバンドを紹介!

ビジュアル系(V系)とメタルコアの融合から生まれた「V系メタルコア」は、日本独特の進化を遂げた音楽ジャンルの一つです。V系ならではの華やかで耽美なビジュアルと、メタルコアの攻撃的なサウンドが合わさることで、唯一無二の音楽性を生み出しています。

本記事では、V系メタルコアバンドの特徴やおすすめバンドを紹介していきます。

1.V系メタルコアバンドとは?

V系メタルコアバンドとは、ビジュアル系の美的要素を取り入れながら、メタルコアのヘヴィなサウンドを融合させたバンドのことを指します。

特徴

  • V系の耽美な世界観とメタルコアのアグレッシブさの融合
  • 美しいメロディと激しいブレイクダウンの共存
  • スクリームやグロウルを駆使したボーカル
  • 視覚的なインパクト
  • ダーク、ゴシック、サイバー系のビジュアルスタイル
  • 派手なメイクや衣装
  • ライブでの激しいパフォーマンス
  • モッシュ、ヘドバン、ウォール・オブ・デスといったメタルコアの要素
  • V系らしいドラマチックな演出

このように、美しさと暴力的なサウンドが共存するのがV系メタルコアの最大の魅力です。

2.おすすめのV系メタルコアバンド

①DEXCORE(デクスコア)

近年のV系メタルコアシーンを牽引するバンド。メタルコアの攻撃的なサウンドと、V系ならではのキャッチーなメロディを融合させた楽曲が特徴。

おすすめ曲:「Self-Hatred」「EARTHWORM」「THE LIGHT」

②NOCTURNAL BLOODLUST (ノクブラ)

V系デスコア/メタルコアの先駆け的存在。激しいスクリームとテクニカルなギター、モダンなアレンジが特徴。

おすすめ曲:「VENOM」「Life is Once」「Malice against」

③JILUKA(ジルカ)

サイバー感のあるビジュアルと、エレクトロ要素を取り入れたサウンドが特徴のV系メタルコアバンド。テクニカルなギターと疾走感のある楽曲が魅力。

おすすめ曲:「BLVCK」「Ajna」「OVERKILL」

④DEVILOOF(デビルーフ)

「日本一重いV系バンド」と言われるほどのブルータルなサウンドが特徴。デスコア要素が強く、圧倒的なグロウルとブレイクダウンが魅力。

おすすめ曲:「Dusky -Vision」「拷訊惨獄」「DAMNED」

⑤FAR EAST DIZAIN(フェアリーディザイン)

テクニカルなギターと、メタルコア・プログレッシブメタル要素を取り入れたサウンドが特徴。

おすすめ曲:「Super Moon」「Cry My Name Form The Light」

3.V系メタルコアの魅力

①視覚と聴覚のギャップ

ビジュアル系の華やかで耽美な世界観と、メタルコアの暴力的なさうんのギャップが魅力的です。見た目の美しさからは想像できないほど激しいサウンドが特徴。

②感情を揺さぶる楽曲構成

スクリームとクリーンボーカルを巧みに使い分けることで、楽曲にドラマチックな展開を生み出します。特にサビのクリーンボーカルの美しさが、V系メタルコアならではの魅力です。

③ライブの圧倒的な熱量

V系メタルコアバンドのライブは、V系とメタルコア両方の要素が融合した、唯一無二の空間になります。

  • モッシュやヘドバンが激しい
  • ウォール・オブ・デスやクラウドサーフィングが行われる
  • 視覚的な演出が美しい(照明や衣装、映像演出など)

このよううに、ライブの熱量が桁違いなのもV系メタルコアの魅力の一つです。

4.V系メタルコアを聴き始めるなら?

①まずはメロディアスな曲から入る

最初はクリーンボーカルが多めの曲から聴くと入りやすい。

おすすめ曲:「Ajna(JILUKA)」「Self-Hatred(DEXCORE)」

②徐々にヘヴィな曲へ移行

デスボイスやブレイクダウンに慣れてきたら、より激しい曲を楽しめるようになる。

おすすめ曲:「拷訊惨獄(DEVILOOF)」「VENOM(NOCTURNAL BLOODLUST)」

③ライブ映像をチェック

V系メタルコアバンドのライブは音源以上に迫力があるため、YouTubeなどでライブ映像を見るのもおすすめ。

5.まとめ

V系メタルコアバンドは、「美しさ」と「暴力的なサウンド」が共存する唯一無二のジャンルです。圧倒的なビジュアルと激しいサウンドのギャップが魅力で、国内外からのメタルファンからも注目されています。

「V系の世界観が好きだけど、もっと激しい音楽を聴きたい!」という人や、「メタルコアに興味があるけど、日本のバンドで入りたい」という人にピッタリのジャンルです!

気になったバンドがあれば、ぜひチェックしてみてください!

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